第4話

下北半島の大間町へと着いた。

何も無い町だ

さくっと 通りすぎることに決定。


僕は 美味いものと 美女の居ない所には興味がない

多分 
うっかり八兵衛 も同じことも言うだろう

大間のマグロは絶品との情報は知っていたが そんな値の張りそうなものが僕の口に入るものとして縁があろうはずもない。

通りすぎるに限るな うん。


ぼくは車を走らせた

どんどん 走らせた

途中の景色は まったく覚えていない

三陸の有名な 
リアス式海岸ってのに興味がわいて海岸線にそって 南下したのに景色は さっぱり 覚えてない

覚えてるのは 前を走る 
トラックか乗用車のテールランプだけ・・・

そのときの ぼくは周りの景色よりも 走行距離を伸ばすことだけに情熱を燃やしていた


マル1日走って なんとか 水戸の手前までやって来た

なんとなく
納豆臭い(嘘です:笑)


できれば もうちょい 先の 千葉まで いきたかったが意識が もうろうと してきて 運転どころの話しではない。

無理をして 事故でもおこしたら 元もこも無い

今日も 車中で 寝るとしよう

道端へ車を寄せて 後部座席へと 移動した

ぼくの記憶があるのはここまで

1分もたたずに ぼくは ディープな 眠りにおちる

本当にぼくは 疲れていたんだ・・・。

続 く



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