第6話

ワープ完了!

ワープとか書いて、途中のいきさつをまったく書かない日記は、すでに旅日記とは呼べない気もする許せ・・・

筆者もちゃんと反省はしている。


実は別な日記で北海道から九州までの旅行記は以前に書いていたので 本来この旅日記自体が続編なんだ
(たった今明かされる新事実!)


とにかく僕らは今九州の地に降り立ったのだ

    

九州の国道3号線 を走り続けると鹿児島まで あと一息というところに
吹上浜という地がある

ここは 
ウミカメが 産卵にやってくるという浜であり日本三大砂丘の 一つに数えられている有名な場所だそうな

鳥取砂丘しか知らなかった僕には勉強になりました。


また 変わったところでは 
北朝鮮の特殊工作部隊が
 日本人を拉致しに来る場所
として
超有名だそうです


実際付近には 
「不審なゴムボートを見かけたら警察へ連絡を!」なんて書いた
立て看板がゴロゴロあります

結構洒落にならないっす ( びびってます )

警告看板には いついつに 誰それが行方不明になったと実名まで出てた

  

ううむ こわい・・・・


ここの近くには 吹上浜ユースホステルという宿屋があり前回の旅の途中で世話になりました

75歳の バアチャンが 一人でやってる宿屋で強烈なキャラクターであったために 今回も顔を見によることにした


 ← 愛すべき ばばあとAショット♪


バアチャンは ぼくの顔を覚えていなかった
『 あたしゃ おばあちゃんだから 
   ボケちゃって 覚えておれんのだ がっはっは 』
と笑ってた

ばあちゃんの 相変わらずの様子に ちょっと ほっとする

ここの宿屋は 変わっている



まず 

食事がでない

 
風呂を炊かない
  
宿が汚い
   
庭も荒れている


朝は 鶏が
 早朝4時に 雄たけびを上げて起こしてくれる

いや 夜も明け切っていない早朝4時に 鶏にたたき起こされるという表現の方が適切だ

その他 トイレがカワヤといい

母屋とは 別にたてらていてしかも 戸が壊れて外れている・・・・

外から 
丸見え状態っす

あれは 女性客とか どうやって 用を足すんだろう???

さらに 夜になると この カワヤ はバージョンアップする

イルミネーションよろしく 裸電球が一個 ポワンと 灯もり

いっそう 不気味な様相をかもしだす


たぶん この宿屋には
 妖怪が住んでます

それも 2匹くらい(笑)


興味の沸いた人は是非一度 お泊まりくださいませ

彼女を慕った仲間が集い ファンクラブまで結成されている宿です。

好き 嫌い がはっきりわかれるとは思いますが 僕と似た感性の持ち主なら絶対に楽しめます



そして こんな素敵な宿に一泊した僕は 翌朝目と鼻の先へと近付いた屋久島に心躍らせて宿を後にしました

宿を離れる僕の背中へ
「いってらっしゃ〜い♪」の気持ちをこめて

雄鶏が再び雄たけびをあげてました

『 コケコッコォォォォ!!! 』

続 く




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