第40話

ひめゆりの塔の側には、
『平和祈念資料館』があり
ここでは戦時中の沖縄戦の様子が紹介されています。

         

沖縄での戦いは
90日間にも及んだんだそうです。

犠牲となった戦死者の数は、当時の敵味方をあわせて
20万人を超えたそうです。

(この20万人という人数は、僕の生まれ育った千歳市と恵庭市の
 赤ん坊からお年よりまでの全員が根絶やしに殺されてもまだ足りない程の人数です)


戦死者20万人のうち
12万人は沖縄住民であったことなど、
沢山の情報・知識を確認し、 学び取ることが出来ました。


「情報・知識を確認し、学び取ることが出来ました」と書いたのには理由があります。

戦争がいけない行為であるということぐらいは 今更教えられなくてもみんな知っています。

でも、それは
知識としてしっているだけ・・・

実際に正しい知識の通りに行動出きるかどうかは、知識を得たあとそれを活かせるよう
『 学ぶ 』ことが必要があると考えたからです

ここ「ひめゆりの塔」や「平和祈念資料館」へ足を運ぶだけで終わってしまえば それは単に知識をえることにしかなりません。

プラス『ここへ来て知識を得た自分たちは実際に何をしなくてはいけないのか?!』というところまで到達すること・・・。

学ぶことを大切にして欲しいですね


  
ギターはどんな物であるのか?
  音楽って何なのかを知っている人は多いけれども
  それだけでは、ギターを弾き実際に音楽を奏でることが出来るわけじゃないってことと
  似てるかもしれないな。




僕はそう感じていたので
「 情報・知識を確認する 」ということと「 学ぶ 」ということを分けて表現してみました。

僕自身は戦争について『 学ぶ 』所まで進めたように思ってます。

   戦争反対!

 この世の中から戦争が無くなりますように・・・。
   沖縄の地だけではなく今まで戦争と名の付くことで亡くなった方々が
   安らかに眠れますように・・・。
       今の僕の気持ちを僕自身生涯忘れませんように・・・。





そろそろ宿へ向けて出発する時間だ

上がりきらない雨が小雨になって降り続いていた。


ひめゆりの塔も濡れている・・・。

 少し僕も濡れて行こうかなぁ・・・。




僕はハリケーン号を国道へゆっくりと押し出しました。


つづく




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