第42話

宿へと戻った僕は、
台風19号の動きが気になり明日の天気をチェックすることにした。

宿のロビーには新聞やインターネットが設置してあるらしい。

僕はこれらをチェックしてみることにした。
       
宿の人がインターネット上で見つけ出してプリントアウトしてくれていた
最新の天気図が張り出されている。

      
これは 好都合だ!


ロビーの壁に張り出されている天気図の前には人山が出来ている。

みんな明日の天気が気になるらしい。

台風19号は移動速度は弱いけれど沖縄本島へゆっくりと向っているそうだ。

このままだと
直撃だな・・・。


しかも移動速度が遅いってことは暴風雨が長く続くってことでしょ・・・。

ちょっと
 やばそうな気配です。


僕は、ここ沖縄の地へ降り立ってから絶対に見ておきたかったという場所は既に見ることが出来ていた事と、今後沖縄本当の何処へいっても強い雨と一緒ではつまらないだろうと考えて沖縄本当を短期間で離れることにしました。

もともと沖縄へ来る事自体が予定外だったのだしそれでも良しとしよう。

このまま鹿児島へとUターンしたって構わないのだ。

しかし、僕の離島旅の基本はフェリーを使用することです。

だけれど台風で
荒れ狂う海の上、フェリーにのって鹿児島へと帰ることなど不可能に思えます。

間違い無く
沈没するぜ・・・

ううむ 困った・・・。



かといってこのままホテルに缶詰というのも更に
味気ない・・・

他の宿泊客達はこの後どうするのか何気に聴いてみると。

まだ閉鎖されていない飛行場を使って本州・九州へと戻るつもりだと言う。

僕もそうした方が良いかなぁ・・・。



だけれど九州へと戻ったところで、結局はあとから台風19号が追いかけてきて ずっと雨の中の旅行になってしまうだけだし・・・
だなぁ・・・。

僕の旅は全て
れていくてはいけないのだ!

今回の旅も先ほどの にわか雨 と小雨を除いては全て晴れている。

今後も晴れてるところだけを廻りたいっす。

この後、さらに周辺にいた宿泊客と話してみると 意外なことが判りました。

本州・九州へと帰る人達のほかに、

沖縄周辺の離島へと渡る
人達が居るらしい。

周辺の離島の中には、沖縄本島から距離があり、しかもずっと南方に位置する島もあるとのこと

要するに台風の影響を受けない場所なんだそうです。



そういうことなら離島へ行くしかないね。

というわけで 今度は
八重山諸島を目指すこととなった。

またまた 
行き当たりばったりの決定です。



僕はいつになったら 札幌へ帰れるんだろう(笑)???
( 自分でも笑うしかない瞬間でした。 )


札幌のアパートに残してきた冷蔵庫の中の牛乳の安否が気遣われます。


あはは




つづく




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