第17話

沖縄へ行くと決めたからには急がなくては・・・。

僕は乗船券を買い求める為に琉球海運の乗船チケット売り場へと駆け寄り開口一番こう言った。

『 沖縄行きを決意した
 野望と希望に満ち溢れた
  男の中の男の旅立ちに似合うような
 そんな粋な船に乗るために必要となる
   
ドリームチケットが一枚欲しいのだが! 
          ありますぅ????   』

受付嬢には このギャグは通じなかった・・・。


逆に
われたらしい(笑)

受付け嬢は、完全に事務的な口調となり必要最小限な会話だけを僕にぶつけてきた・・・

かなり冷たい接客をされる僕・・・。

その場に立っているのがつらいと感じられる瞬間でした

あぐぅ・・・。


だけどこれくらいのことで 僕はくじけません。

今度は 沖縄行きのフェリー
『プリンセス沖縄』へ乗船するときにリベンジを試みる。


         
         
↑これに乗ったのだ

今度の対戦相手は 乗船チケット確認をしていた
客室案内係の女の子

今度も元気に声をかけてみる。

『沖縄行きを決意した、
  野望と希望を抱いた男の中の男が、
   大いなる旅立ちに出て行くための、
 超劇マブな船室は何処だね!』


てな具合に
 がつんと 食らわしてやったぜ

今度は 受けた。


女の子はたいそうんで笑っている

先ほどの受付嬢が同じようなギャグで笑わなかったのは

きっと彼氏に振られたばかりだったか

生理的な事情だったかなどの理由で虫の居所が悪かったのだろう・・・。

うん そうに違いない。

人生は前向き思考で生きるぜぃ♪



早速船室へと案内してもらった

どんな 所なんだろう・・・楽しみぃ♪


続く・・・




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