2008年07月17日

小樽に暮らし、樽樽源を公開しているチャキ尾くん。

当然ながら 他所の町で暮らしている友達が小樽入りするようなときには連絡が入ります。

『 今から小樽へ行くつもりだ。 ちゃきさん 何処いけばいいの? おせぇ〜てちょ♪ 』



(;^∀^)
 あのねぇ〜 キミ達・・・・漠然と聞くな。

何かこう
「 ○○○的なところを探しているんだけれど何処かある? 」とか具体的に聞いてこいよ。




すると今回遊びにくる友達はこういいます。

「 何か製作体験がしたい。 コップとか作りたいぞ 」とのことです。



コップかぁ・・・ 
σ( ̄ o  ̄ ) そうだなぁ・・・。

キミの今回の足は? JRの電車かい? それとも車?



( ^∀^)ノ 車でいきまぁ〜す☆




そうか そんじゃあ ここなんか良いんじゃない? 行ってみそ☆

・・・ってな調子で名前が出たのがこちら 





創造硝子工房 STUDIO J−45
小樽市朝里川温泉2丁目692−24
0134−54−5004
公式サイト: http://www8.plala.or.jp/galss-g/
※サイトを開くと音楽が流れだします。職場で開く時にゃ気をつけてね:笑 )



ここは朝里川の温泉街にある硝子工房なんだ。

朝里川温泉地域自体がJR駅からは離れている分 穴場的な存在 の工房です。

車移動している人に奨めることがあるんだぁ。



「 じゃあ あとで落ち合おうぜ 」ってな流れで現在は工房前へとたっております。






早速 製作体験しちゃおうぜぇ〜 ( ^▽^)~0~)ノ おう やるべ やるべ♪


んで さくっと入店。



店員:
(※この娘さん
キュートだよ☆ 女友達にも人気な可愛らしい方が店番してます)
「 いらっしゃいませ  あら ちゃきさん毎度さま♪ 」


ちゃきさん:
「 毎度。 今日は製作体験しにきたっす よろぴこ☆ 」



上記したチャキさんのコメント中「 今日は 」と入っているのには訳があるよ。

ここは店内でお茶を飲むことが出来るカフェとしても営業しているからね。

ちゃきさんはたまにお茶しに立ち寄ることもあるっす。

本日も製作体験が終わったら お茶飲みしてこうかなぁ〜
 (^▽^ むはは。




おっといけない 今日のメインはこっちの紹介だった。

早速 製作体験をうけるために必要な手はずを紹介してみるね




まずは写真でみることが出来るサンプル物をチェックするっす。





上の画像に写る実物の硝子品達もサンプルとして眺めることができるんだよ。

実際に手にとって自分の手に馴染む物を確かめてみるのも 
GOOD です。



その後 自分が作ってみたいデザインや色が定まったら
『 決まりました☆ 』と店員さんへ申し出ましょう。

すると受付用紙を渡されるはずです。

これね 
ρ(*^◇^*)





この用紙へ必要事項を記載する。

そんでもって後は店員さんと最終的なデザインや色の確認をしてもらいながらイメージ画を完成させるんだ。





ほほほ 順調 順調 
(^〜^ ) ぐふふふふ。



これで宙吹き硝子の製作体験をうける前準備は完了です。


ただぁ・・・僕の場合はもう一つ前準備が・・・ 
(^ ^;)


それはこれ 






(;゜□゜) が が ガムじゃん!


そうです 
(*^◇^*)b 正真正銘 ガムです。

ちなみにセイコーマートで買いました。



あのね 宙吹き硝子ってのは自分の息を吹き込んで作るわけでしょ。

だから昼に餃子とか食べて作るとね。

僕の場合は出来上がってきた作品がいつまでもギョーザの香りがするような錯覚を興しちゃうんだなぁ(笑)



が しかし・・・ ガムでも先にかじっておいてフルーツな香りのする息を吹き込んだとしたらどうでしょう・・・。



そうです
 (*^◇^*)b ぴんぽ〜ん♪ 


なんとなく より美しい硝子コップが出来てくるような気分になっちゃうんだなぁ〜♪
(※本当は勿論関係ないんだけれどね・・・:笑)

っというわけで ちゃきさんは宙吹き硝子の製作体験をするときは大抵事前にガムをかんでます。

カミ カミ  
(^〜^ )  うまうま☆




その後 体験に備えて勿論ガムはすてちゃいましょう。 ポイっ・・・。



さぁ いよいよだ!

店員さんの案内に従って工房がわへと移動しちゃいましょうぞ!

みんなもついて来てね。

そんじゃあ今日も一緒に 
れっつら GO ひろみ ☆ 

どきゅ〜〜〜ん (((ヽ( ^∇^)ノ





・・・というわけで工房へ移動してきました。





まずは一言こう言っておこう。


うわぁ〜 w(´∀`w*) 格好良いぃ〜〜♪








そんでもって2言目をいいでしょうか・・・・。


ここ・・・ かなり
いです・・・ (**;) むきゅきゅ。



いやいや 熱さなんかに負けているわけにはいきません。

ちゃんと職人さんの言うことを聞いて素敵な硝子コップをつくらないとね。

後で後悔するのは熱さに屈するよりももっと嫌だの法則 
o( ̄ ◇ ̄)○ 気合だ 気合だぁ!



ん〜・・・ でもこれは本気で熱いのら・・・。

( *o*)ノ  ど ど どなたかお優しい方、冷たいコーラをお持ちではありませんか・・・ぶつくさ ぶつくさ。





工房の壁には色々な道具がかかってるよ。

実際に僕もこの中のどれかを使うのかな???









下の画像は工房の主が高温状態の炉から 
ドロドロに溶けた硝子を取り出しているところだよ。





ハラハラ ドキドキ (;゜□゜) 兄さん 熱くないの? ってゆうか熱がってたら仕事にゃならんけど・・・・。






撮影しても良いですよ☆ と言われていたので隣の炉の中を撮影してみた。


※注意:
勝手に工房内を移動して回ると、高温の炉や硝子タネがある分とっても危険です。
撮影のために移動したいと思う時は事前に伝えておき、職人さんの死角に入るのは避けましょう。
怪我は しても させても大変だからね。
ちなみに自分が製作体験しているところを 自分で撮影するのは当然無理。それは諦めろなのだ。







おおぉぉぉ! ∩( ̄ω ̄;∩) たじたじ・・・。
炉の中は燃えたぎっているのら!!






悪ガキの頃なら 
何処まで手を入れてゆけるか遊び とかしちゃったかも・・・。

こら こら 
(;゜□゜)ノ ねぇって(笑)




こんな高温状態の炉の中とかを覗くとさ。

硝子職人達の世界って 
火の神さまと 硝子の神さまと 職人さんの持つ技術とかのコラボレーションなんだなって思えます。



火の神は荒々しい。

見ての通りの荒々しさを見せてくれているけれど、このパワーが後に優しいデザインの硝子製品を生みだす力になってくるからね。



硝子の神さまは時に気まぐれ。

自分達の思い通りの仕上がりになることに対して ある時は抵抗してきたり またある時は率先して協力・導いてくれたりを繰り返す。

手作り硝子には どれ一つとして全く同じとなるデザインの物は出来上がらないですから・・・。

(*^◇^* でも そこが手作りの良さでもある。



職人さんらは彼らと対話する技術を。

勿論 これらの神さまたちと上手に付き合う技術を身につけて色々な作品を生み出してくるマイスター達の力も大きいよ。

何気に素早くこなし続ける作業の様子。

その後ろ姿には、たゆまぬ努力で体得した自信と技術が詰まっているのでしょう。





リンの中で ちょいと整形してっと・・・・。





時には注射器から水を 
ぴゅ〜〜♪ とかけて気泡を作ったりしてゆきます・・・。








んで 作業の途中は何度も炉の中へ硝子を戻して 固まりすぎるのを防ぐっす。

これまた硬さの加減を調節してゆくバランス取りが大変そうだね・・・。





ゴォォォォォッォ!







・・・ってな調子で 基本デザインの元となる部分を作ってもらったら 
いよいよ宙吹き作業の開始!

職人さんの指導で 友達が硝子へ息を吹き込む瞬間です。





ゆっくり ゆっくり 確実に息を吹き込んでゆくっす・・・・。


ぷくぅぅぅぅ♪  


(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ− 膨らんだぞ!!







んで さらに作業は続きます。

随時 職人さんから説明があって どんな作業をするのか そしてそれはどんな目的で行う物であるのかが話される。





説明は終始なごやかな上 親切丁寧です。


ちゃきさんが作るときにも優しくしてくれるんでしょうか???

『 さっき見てたでしょ (説明)要らないよね 勝手に作りな 』とか言われたらどないしょ・・・・(笑)

(;^▽^) だ だ 男女差別は反対だぞ。 高齢者を大切にね。




製作途中には色々な道具が登場してきた。

これらを使って実際に作業を体験するんだよ。







これは 飲み口部分の形を整えているところです。





グルグルとコップを回しながら 飲み口部分のテーパー形状を広げてゆくんだ。

あとで僕もやってみたけど 結構これが難しいんだよ。

充分すぎるほどに
「 作らされている 」のではなく「 作っている 」という気分を満喫できる瞬間です☆




んで 一連の作業が終了。

この後は下の画像の左がわに見えるシルバーのBOX部分へと作品を仕舞っておくっす。





ここは冷却するためのBOXだそうな。

硝子って、ものはね 丸一日がかりで ゆっくりと冷やしてゆかないと割れてしまったり強度的にもろくなってしまったりするものなんだ。


だから残念だけど当日の持ち帰りは出来ません。

遠方の人であれば後日送料を別途負担の扱いで自宅まで郵送してもらうことになるっす。

僕らの場合は勿論僕自身が後日直接引き取りにくるので問題なし。



さてさて どんなのが出来あがっているかなぁ 
(*^◇^*) ふふふふ 楽しみだね♪

( その後 僕も同様にして全ての作業工程をこなしたよ。 ちゃんと出来たかな? )





んで その引き取ってきた作品の公開をする前に ちょっと 
STUDIO J-45 さんがリリースしている人気商品の紹介もしてみたいと思います。


あのね これ 
「 ひとすくい 」っていう商品なんだけど知ってましたか?





※コメント
ちゃきさんが個人的に買い求めた物を撮影しています。小樽の有名なケーキショップ「 
ラボスタイル 」さんの開店一周年記念にとあげたこともある品だよ。あちらのお店では今でも店頭で飾ってくれています。今までに気づいた人っていますかねぇ。



この
「 ひとすくい 」

以前、女優の
松たかこさんが出演していた三菱UFJ証券のTVコマーシャルが放映されていましたが、その時に彼女が手にし覗きこんでいる綺麗な硝子の品があるんです。

それが これなんだよ。



そして
「 ひとすくい 」の名前に込められた意味はこう。

小樽の美しい海の水。 その水を一つすくい上げて持ち帰ろうか・・・☆ 

綺麗な青さの硝子は 小樽の魅力そのものを表現しているってことなんだって 
d(^▽^

覚えておいてあげてね。









さてさて J-45さんの人気品
「 ひとすくい」についてのウンチクも話したし、いよいよ先に製作体験した硝子品を引き取ってきて皆さんへお見せするといたしましょうか。


記念撮影には綺麗な景色をバックにすべく こちらの地域まで移動してきたよん。

小樽の誇る美浜「 高島地区 」です。





んまぁ! (´゚艸゚) なんという透明度!

小樽の海って
本当に綺麗なんだね。





んで 今回はこの子も携えてきました。

そうです 先に話してきかせた
「 ひとすくい 」君だよ。


小樽の美しい海の水をすくい上げてきたというデザインなのは先に既に学習済み。

ある意味 
里帰りってことさね☆ (*^◇^*) どうだい? 違和感無く馴染むその姿は気に入ったかい。


「 ひとすくい 」が単なる硝子の塊ではなく 小樽の魅力を むぎゅっ♪ とかためてあるのが理解できちゃったことでしょう。





小樽の美しい海は持ち帰ることが可能なのさ☆の法則 (*^◇^*)b






そしてこの後は いよいよ発表となる ちゃきさんの手作り硝子。

今回はどんな物を作ったかと言いますとぉぉ・・・・・。



こんなの出来ましたぁ!

ヽ( ^∇^)ノ やっほぉ〜♪ 上手に出来たのらぁ☆☆☆





手に馴染むサイズであり、飲み口の口あたりが良いこと、実用にも耐える大きさ、螺旋状に巻きのぼる泡のライン、コップ底面に施された潮の流れ的な渦の柄、どれも大変気に入っています。

指導してくれた 
STUDIO J-45 の皆さん有難うございました m(_ _)m ぺっこりん♪




今回ここのページを読みこんでしまったキミ達はもうすでに 
自分たちも作りたいぞ! って気力が充分満ちたことでしょう。

まずはお茶飲みでもして工房を偵察しておいで(笑)


そこで直接職人さんらと会話してみるといい、自分と職人さん・・・その息のあい加減もきっと作品には影響する気がします。


あなたがもしも J−45の工房を守る職人さんらと気があえば・・・。

きっと貴方たちの手元にも素敵な硝子品が残ることになるでしょう。




何を作る?

今日も
 火と硝子の神 そして 職人さんらが朝里の工房であなたが訪ねてくるのを待っています。








■おまけ
ここの硝子工房からうまれた風鈴は 
潮まつりの公式風鈴 として採用されたこともあるっす。

工房主はまだ若くして その技術を高く評価されている人物ってことさ。

小樽の硝子工房めぐりを考える時には 一度はチェックしておきたい場所ですよ。



それでは本日の
GOOD−LIFEもこの辺で。

まったねん 
( ^∀^)/ ばいばいなのだ。



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