さぁ いよいよ オタモイ延命地蔵尊( 単にオタモイ地蔵尊ということもあるようです )エリアへと到着です もう少し進んで 中央の広場チックな場所まで移動してみましょう・・・。 ![]() こちらが地蔵尊(子宝地蔵)を本尊とする地蔵堂です ![]() 地蔵尊守の方々がきちんと手間をかけている証拠だね 堂内の清掃のほか この場所ならば草刈ひとつとっても大変でしょうに・・・頭が下がる思いです (ー ー ええと やっぱりまずはお参りかな・・・と考えて堂内へと入りました ここで願をかけてみます (´・ω・`) あっ・・ でも子宝地蔵でしょ? 僕はいったい何を願えば良いのかなぁ? おやおやぁ〜? 一応 子宝の前準備的に 素敵な彼女でも出来ますようにと願ってみました 切羽詰っているので お賽銭も奮発です (>ω<;) 頼むぞぉ オタモイの地蔵さまぁ〜 むきゅうぅぅぅぅぅ。 地蔵堂のすぐ横に広がる光景です 何度も繰り返す言葉ですが すんげぇ〜 (;゜□゜) ! ![]() 真下の海をのぞきこんでみました 昆布だらけです! あとで聞いた話しでは 昔はもっと沢山生えていたんだって 船の櫓が昆布と絡まってしまって なかなか漕げなかったほどだったのだと教えてもらいました ![]() あまりに透明で綺麗すぎて 立ち小便すら 思いとどまってしまいそうです 透明な水に迫力を感じるってあるんですね・・・。 なんだか 何ひとつ汚さずに このまま残しておきたいと思わせる気がしました。 どうです 皆さんはそう思いませんか? この後は 当初からの目的であった ここの住民( 以後、愛着を込めて おっちゃん と呼ばせていただきます )を訪ねてみました。 ![]() おっちゃんは 快く僕を迎え入れてくれた上 色々な話しを聞かせてくれましたよ オタモイって 『 砂の湾 』って意味なんだそうです アイヌ語から由来しているんだとのことでした 知らなかった・・・。 この他、先ほどの 昆布畑の様子はもとより 先の土砂崩れの様子や経過なども詳しく話してもらえました。 途中・・・ おっちゃん: 「 (ヘルメットを手に持っていた僕へ向かって) バイクだったのかい? 何cc? 」 と尋ねてきました 今回は 愛機へっぽこ号( YAMAHA YSR )だったので原付ですとお答えするとですよ なんと おっちゃんはこう話します おっちゃん: 「 じゃあ ここまで乗ってくれば良かったのに♪ 」 (;゜□゜) え?! い い 今なんと・・・・? おっちゃんの話しでは 僕が今びびって歩いてきた道のりを いつも原付バイクで往来しているのだという おっちゃん マジですかぁ ∩(^ロ^∩;) ぎょえ〜〜 んで その愛機がこれらだそうです ![]() んで ちゃきさん 「 それは驚きです すごいですね・・・ なはは (^^;) 」と返してみました するとぉ・・・・ おっちゃんは続けてこう言います: 「 冬はモービルだ♪ 」 冬はモービル・・・・ はてはて σ( ̄ o  ̄ ) モービルとは・・・・。 おっちゃんマジですか (^^;) ちょっと というか・・ かなり尊敬します 降参ですわ これは反則なサイズっすよ ![]() これで 冬の崖ップチを走破するなんて・・・ しかも日常的に・・・。 もう おっちゃん充分すぎるほどに武勇伝な人ですよ でんでんででんでん♪ 武勇伝 武勇伝♪
建物の中には おっちゃんの友人も訪ねてきていました 良かった・・・ おっちゃんを訪ねて ここまで来る人は僕だけではなかったということが証明されて ちょっと立入禁止エリアへ入りこんできた罪の意識が薄らぎました 勿論 お二人とも僕の来訪を咎める様子はありません ちょっと安心です (^ 。 ^ ) ほっ・・・。 その後は しばし3人で談笑ね 途中傍らにあった古い自動販売機のことに話題が移りました ![]() すると おっちゃんが再び驚きのコメントを・・・・。 おっちゃん: 『 懐かしいといわれても まだ使ってるよ これ 動いてるんだもん 捨てるわけにもいかねぇべ ♪ 』 はっ (^▽^ ? おっちゃん様 今 な な なんと・・・・? 「 ・・・・・・・・・ 」 (^▽^ ; つ つ 使っているぅ! 現在進行形じゃないっすかぁ!! す す すごい・・・ ∩(^ロ^∩;) 驚くなって方が無理っすよ ・・・っというわけで 売上に貢献すべく 缶ジュースを一本買い込みます そんでもって 再び会話は続きます 何度も話しているように 土砂崩れの影響で今は一般の観光目的での遊歩道立入は禁止されてしまっています おかげで ここまでやってくる人は減ってしまったんだって そりゃ そうだよね おかげでジュースの売上も期待できないし 収入の厳しさが増してしまったと話していました こればっかりは 僕もどう応援して良い物か・・・。 この他にも 一応名物品として 地蔵せんべい なんかも置いて観光客らに喜んでもらっていたこともあったんだと話してくれました。 ![]() また 自然満開な場所だからこそ 野ネズミも勿論いるわけで 猫ちゃんを飼ってみたんだけど 猫の方がよっぽど悪さするんでよぉ と笑っていたりと 終始おっちゃん朗らかな人です ![]() 訪ねてゆくまでは 偏屈な人が住んでいて 追い返されたらどうしよう・・・ とも心配したのですが 要らぬ心配だったみたい。 とても話し易いお方でした。 周囲を見渡すと これももう珍しくなってしまって滅多に目にすることが無い公衆電話のお姿が・・・。 ![]() 最近の若い人は このダイヤル式の電話の使い方を もう知らないんだそうです 産まれてから大人になるまで ずっとプッシュホン電話だったら そうなってしまうかもね・・・。 この公衆電話 オタモイ出身の知人の方の話しでは 子ども時分に オタモイの海で暗くなるまで遊び尽くしたあと 夕闇がせまる山の中を歩いて戻るのが怖いし嫌だったからと ここからタクシーを呼んで帰宅するのが常套手段だったんだそうですよ ローカル中の ローカルな話題で面白かったです (*^◇^*) そんな想い出も刻んできたピンクの公衆電話。 いつまで現役でいられるのでしょう・・・。 っというのも やはり土砂崩れの影響で生活道路の存続が厳しくなってしまった現状です 役場の担当者らも直接訪ねてきては 別な場所への引越しを検討していただけないものかと打診されているのだそうです・・・。 無理もないですよね このままでは σ(* * ) ううむ・・・。 おっちゃんも 「 住んでること自体が迷惑になってしまうしな 仕方ないべ 」と話してました あまり遠くない時期に 山上の場所へ移転を検討しているそうです なんだか ここへ来れなくなる以上に おっちゃんの姿が ここから居なくなってしまうことの方が何倍も寂しく感じてしまいます。 そこへ行けば いつも待っていてくれる存在って 大切ですよね きっと 永らく おっちゃんはそんな存在の人として愛されつづけてきたんだと思うんだ。 事実 シーカヤックを塩谷や祝津側から漕いできて ここへ上陸し 毎度おっちゃんの顔をみてから 次の目的地へと去ってゆく方々も多いそうです っと同時に おっちゃんは こうも続けます おっちゃん: 「 遊歩道が駄目なら カヌーとかで来ればいいだけさ キミも乗っておいでよ♪ いつかここで会おうよ 」 これは素敵な提案だと思えます おっちゃんいわく 「 遊歩道は危なくなりすぎたけど もう一本山がわに歩いてしか ここへ来れない道があるから まだ暫くはこの建物も維持できるよ 』とのこと 少し安心しました この山中に その山道があるんだって。 ![]() おっちゃん 手製の山道距離地図をくれました ![]() ありがとう ございます m(_ _)m 大切にしますね ここへ シーカヤックとかが上陸してくるのかぁ・・・・。 ![]() ぼくね これらの話しを総合して こう感じました 崖ップチの遊歩道 しかも岩肌ばかりで とてもじゃないけど工事は楽じゃないし 予算もべらぼうってのに手をつけるのは当然現状の小樽財政を考えると100%無理な相談です でも どうだろう・・・。 おっちゃんが後で教えてくれた 山中の道 こっちなら 低予算で整備できるんじゃないでしょうか・・・? 別に 立派な階段とかつける必要はないよね 工事現場とかでよく見かける 鉄パイプ組みのステップ あれで充分でしょ そういうので整備して すくなくとも この地蔵尊へのルートだけでもしっかり確保してみたら・・・。 地蔵尊がある場所だけでも 足を運べるのならば それだけでも 上の画像で紹介した景勝地の一部が残せるってことでしょ おっちゃんも バイクでの往来の手軽さは失うにせよ ここから引っ越したりしなくて済むはず・・・。 人の居なくなった家は すぐに駄目になる・・・。 それはきっと 家ばかりのことじゃないはずです きっと 地蔵尊自体も やられてしまう・・・。 おっちゃんの暮らしを激変させることなく 地蔵尊を守り 景勝地を残し観光客らへのアピールポイントを保持し続けること・・・。 悪くない提案だと思うのですが・・・・。 ここ自体 すでに遊歩道としての 『 売り 』を失ってしまうのであれば 別なアピールポイントへ変更する方法を模索したいよね たとえば シーカヤックの方々が利用しやすい形へ ほんの少しだけ整えてゆき シーカヤック基地や情報交換を推し進める場所としての認知活動へ転換するとかさぁ 人力で漕いでくるから 祝津からでも 塩谷からでも力尽きて休憩したいなぁ・・・となった頃に オタモイの海岸が調度良い距離感なんだそうです カヌー人にとって貴重なポイントのはずさ 樽樽源が世間にブレイクしたあとなら その告知は僕 率先してやりますよ 僕自身もシーカヤックをはじめて その導入マニュアルとか レクチャーの様子 楽しみ方 苦労する点や安全対策にいたるまで すべてWEB製作してあげます もちろん その全てが無料でやってあげます それくらい 任せろなのだ (^▽^ どうでしょう・・・ 僕の浅知恵かな? 無理? 樽樽源はすでに 何人かの小樽市民も読み込んでくるサイトになっています 小樽市民ならば 色々な物を失いつつある街を肌で感じているはずですよね いつか 僕が提案する街づくりの案件や 小樽の再興へ向けた個人の動きに賛同し皆が集うときが来ると嬉しい・・・。 ![]() 『 工 夫 』という名の頭の使い方で ピンチすら勝機と商機に変えてゆこう (*^◇^*)/ オタモイの海・地蔵尊らは まだまだ放棄するには惜しい魅力を満載に持っていますよ こういった考えへと導いてくれた おっちゃんさん どうも有難う御座いました びびりながらでも 足を運び訪ねてみて本当に良かったです お世話になりました m(_ _)m いつまでもお元気で! また近いうちに再会いたしましょう 土産でも持参させていただきます。 以上で本日のGOOD−LIFE オタモイ遊歩道コースの紹介を終ります またねん (*^◇^*)/ ばいばい いつかシーカヤック乗ろうぜ♪ ■キャンプ地コースでオタモイ海岸を辿リなおす方は こちら をクリックしてください■ ■ぐぐっと戻って 山中海岸コースを辿りたいという方は こちら をクリックしてください■ 小樽観光「樽樽源」トップページ > 小樽観光情報一覧 > オタモイ海岸/山中海岸道案内 > オタモイ唐門 > 駐車場 > 白蛇渓( 前編 ) > 白蛇渓( 後編 ) > オタモイ地蔵尊 |